一字体

文字本来の持つ意味を最大限に生かす書体で、画数が多い字は画の接点や線の疎密の比重を取り画の”癖”の美しさを引き出すようにし、画数が少ない字は1画の線の躍動感を出し、線と余白の美しさを強調する姿になります。草名体のように文字から文字の切り替えの制限がなく、漢字本来の良さを残しつつ草書の仮名の優雅さも出すことができ、「止め」「跳ね」といった部分に、筆運びの”遊び”を加えることで、その”遊び”が書き手の癖になります。同じ文字の1字体になってしまった場合でも、この遊びの部分と文字に託す使用者のイメージで出来上がる花押の形は大きく違ってきます。  

 

自身の意思、精神、願望、信条、人格などの1文字を使用することで、署名という行為の中に常に自分の思いを花押に託し具現化するという自己啓発の効果があり、この神秘的な趣が一字体花押が持つ魅力です。

尊 IC

使用文字「尊」 難易度:3 後醍醐天皇の偏諱「尊」を北条執権の「義」の花押の形に近づけたもの。 後の尊氏「高」の武家様式花押の基になるような体裁にしつつ、鎌倉時代の花押のような平仮名の流れの線の構成を強調した形。

IC-02

難易度:2 文字を構成する偏と旁の文字それぞれを単体とし草名体のように2文字に分解し、再度1字を構成することで、元の文字が持つ意味を最大限に引き出した形。 文字の意味を表現する印象的な画を多く取り入れ、漢字の美を生かした花押。

IC-03

難易度:2 画数の少ない1文字は、1画の特徴を大きく出しそれぞれの画が接するまたは交差するように軸に集中するように纏めた形。 平仮名由来の緩やかな曲線を大きく取り余白の美しさをより強調した花押。

IC-04

難易度:1 蝶の羽のようなイメージで文字そのものの画数で構成した形。 実用性を重視し習得や書き順の複雑性を抑えた花押

IC-05

難易度:3 縦長の体裁の文字を横長になる様に再構築し、文字の意味でなく使用者の思い・イメージを重視した形。 織田信長の「麟」の花押に近づけながら、対応する画以外で文字の持つ意味を表した、使用者の精神面が強く現れている姿の花押。

ic

難易度:3 画数の多い1文字は、構成する文字の軸となる文字を中心に動きの大きい線や、遊びを多くする画を織り交ぜた芸術性の高い形 文字の意味やそれに込めた自身の思いを表す線を様々な筆運びで表した花押。

IC-07

難易度:1 元の字の書き順の流れで、比較的簡単に書ける形 草書の文字の原型に近いながら花押らしさを取り入れた花押

IC

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―足利花押 聚明院派 ―

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